英語学習

【いざという時に困らない!】病院で使う英語フレーズ【症状を伝える時】


Hi♡ めぐみです。

「海外で病気になった時にどうやって英語で伝えればいいか分からない。」
「病院で使える英語を知りたい!」


という方へ。
安心してください。今回は「いざという時に病院で使える英語フレーズ」として症状を伝える際につかる表現をまとめました。これを読めば、留学先のいざという時も困りません。


✔ 自己紹介
私は看護師の経験、またオーストラリアで医療英語を学んだ経験があります。 今回は医療者目線から、これだけは知っておいてほしい英語フレーズを要点絞って紹介していきます。


ではさっそく見ていきましょう。


【海外先のいざという時に!】病院で使う英語フレーズ【症状を伝える時】


海外先でいざという時に、英語でどのように症状を伝えたらよいのか困りますよね。結論から言うと、症状を伝えるときの動詞は 「have」と「feel」で言い回しができちゃいます。そこで、今回は痛みなどの症状を伝える時に簡単に言い回せるフレーズを紹介していきます。



まず、診察時に医師から

「How are you feeling?」(体調はどうですか?)
「What brings you here today?」(今日はどうして来たのですか?)
「Could you tell me about your symptoms?」(症状を教えて下さい。)


などと聞かれます。

その後に自分の症状を医師に伝えていきましょう。
ではまず痛みの表現から学んでいきます。

痛みを伝える

 覚えたい基本フレーズ

「I have + 部位 + ache

「I have + a pain + in 部位」


痛みや症状を表す動詞は「have」(~もっている/がある)を使います。そして上の2通りの言い方で表すことができます。①から順に説明します。

「I have + 部位 + ache」 (~部位痛がある。)


例えば、背中に痛みがある時は back(背中)+ ache(痛み)で backache になります。

つまり、「I have a backache.」(背中の痛みがあります。)

他の例だと、
「I have a toothache.」
「I have a stomachache.」という感じです。



✔ 単語

headache :頭痛 stomachache:腹痛 backache:背中の痛み/腰痛 toothache:歯の痛み muscleache:筋肉痛 heartache:心臓の痛み


*上の単語を「I have~」の後に当てはめて使いましょう。
*単数のときは「a」を忘れないように。


「I have + a pain + in 部位」(~部位に痛みがある)

次に2つ目です。
例として、足に痛みがある時は a pain(痛み)+ in my leg(部位)になり、

I have a pain in my leg.」(足に痛みがあります。)と言えます。

他の例だと、
「I have a pain in my arm.」
「I have a pain in my head.」という感じです。



体の部位の単語
head:頭 face:顔 eye:目 nose:鼻 ear:耳 lips:くちびる 
 jaw:顎 throat:喉 arm:腕 leg:足 finger:指 butt(bum):お尻
 

臓器の単語
 heart:心臓 stomach:胃 intestine(gut):腸 bladder:膀胱 urethra:尿道 uterus:子宮 genital:性器


「 I have a pain in my ~」のあとに上の単語を当てはめて使いましょう。
*この時、名詞の前の「my」を忘れないようにしましょう。

痛みの程度を伝える


もっと詳しく痛みを伝えたい時に役立つ単語です。

  • I have a tingling pain. :チクチクした痛みがある
  • I have a throbbing pain. :ズキズキした痛みがある
  • I have a burning pain.  :焼けるような痛みがある
  • I have a dull pain. :鈍痛がある


また、痛みを10段階の点数で聞かれることがあります。

例えば、
「Could you rate the pain on a scale of 0(1) to 10?」(あなたの痛みは0(もしくは1)から10点満点だとどのくらいですか?)

その時の痛みの程度で、点数を答えましょう。
「It is 8.」や「I think 10.」という感じです。


*ちなみに、0(1)は痛みが全くない状態で、10がマックス痛い状態です。

その他の症状を伝える


次に、痛み以外の症状を伝える際の表現です。

 覚えたい基本フレーズ

 ①「I have + 症状(名詞)」
  *「I can not stop + 症状(名詞)」(症状が止まらないとき)

 ②「I feel + 症状(形容詞)」


 

症状では、「have」と「feel」が使えます。しかし、症状によってその動詞を使い分ける必要があります。

①「I have + 症状(名詞)」


例)「I have a fever.」(熱があります。)
「I have a cough.」(咳がある。)
「I have diarrhea.」(下痢がある。)


✔症状の単語
a fever:熱 a cough:咳 a runny nose:鼻水 sneezing:くしゃみ nausea:吐き気 vomiting:嘔吐 dizziness:めまい diarrhea:下痢 constipation:便秘  rashes:湿疹  a bruise(on my 部位):打撲  a scratch :擦り傷  a cut:切り傷  a palpitation :動機  allergies:アレルギー


「 I have ~」のあとに上の単語を当てはめて使いましょう。
*「a」をつけるもの、つけないものがあります。

*「I can not stop + 症状(名詞)」(~症状が止まらない)


また、上記の症状が止まらないときに使えます。

例) I cannot stop sneezing.(くしゃみが止まらない)


✔単語
 a cough:咳 a runny nose:鼻水 nausea :吐き気 など


②「 I feel + 症状(形容詞)」


例)「I feel tired.」(疲れている/倦怠感があります)


✔症状の単語
 well:体調が良い sick:体調が悪い cold:寒気 tired:疲れ sluggish:だるい nauseous(throwing up):吐き気 dizzy:めまい bloated:お腹が張る

「 I feel ~」のあとに上の単語を当てはめて使いましょう。

期間を伝える


次に医師から

①「When did the symptoms start?(いつ症状が始まりましたか?)
②「How long have you had the symptoms?(どのくらい症状が続いていますか?)

と聞かれたら、いつから/どのくらい症状が続いているのかを伝えましょう。

①When~?と聞かれた時


簡単に、
日にち + ago(前)」と答えましょう。

例)「10 days ago.」(10日前)

How long have you~?と聞かれた時


I have had + 症状 + for + 期間」(現在完了形)

あるいは、

I have been feeling + 症状 + for + 期間」(現在完了進行形)

といいましょう。

例)I have had a toothache for 1 week.( 歯の痛みが1週間あります。)
I have been feeling sick for 3 days.(気分が3日間悪いです。)


*「have」 は「~を持っている」とすでに続いている状態を表す動詞なので、進行形にはしません。


その他のフレーズ

  • I get out of breath/I get short of breath (息切れがする)
  • My hand is ichy.(手がかゆい) 
  • I am allergic to 食べ物(食べ物にアレルギーがある)




5W1Hを意識して言うと伝えやすい


さいごに、症状を伝えるポイントとして5W1Hを意識してみましょう。

5W1H(what・who・when・which・where・how)=
誰が・何が・どこが(どっちが)・いつ・どこで・どのように(程度)

これを意識すると、漏れもなく詳しく状況を伝えることができます。また、医療者も詳しい症状や状況が知ることができるのでとても助かります。

* 伝え忘れを防ぐために、病院に行く前に事前にメモしておくと良いでしょう。

まとめ


今回は、病院で使う英語フレーズとして症状を伝える表現を紹介してきました。
痛みやその他の表現は、主に「have」「feel」の動詞を使えるので、覚えてしまえば簡単に言い回しができちゃいます。また、伝えるときのポイントとして 5W1H を意識して言ってみましょう。

参考になれば幸いです。

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めぐ
ナース×エディター×ライター。『看護師生活をもっとイージーに』をモットーに活動中。看護師の働き方・恋愛・留学情報など色々発信しています。
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